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rさん (90u15pyq)2024/2/5 09:36 (No.1064729)削除講義の初めに言われた「自分と相手との間には壁があるという前提でコミュニケーションを取ること」というのを常に念頭に置きながら取り組んだ。自分が知っていることを相手も知っていると限らないし、自分の話題に興味があるとも限らないので、如何にその壁を乗り越えるかが意識として大切になってくると感じた。
また、自分の好きなことについて想いのまま勢いに任せて話すのと、そこに文章的な工夫を加えて相手に配慮しながら紹介するのは全く違うことだと痛感した。書評となれば尚更で、より俯瞰的で冷静な視点が必要とされるので思いの外体力が必要だった。「どう話したいか」ではなく「どう受け取ってほしいか」を考えるのが大切で、それがコミュニケーションのレベルをひとつ上げる考え方になるのだと思う。
だが文章化するときの、脳に散らばった言葉を整理整頓して綺麗に並べるような感覚は楽しかったし、文が出来上がるととてもスッキリした気分になった。きちんと内容を整えたぶん、本当に言いたいことを言えたのだと思う。この感覚は今後も大切にしたい。
全体を通して、コミュニケーションの楽しさと難しさを知ることができた。最近はSNSで配慮のかけらもない好き勝手なコメントを見ることが多いが、もう一度日本語の使い方を見直して正しいコミュニケーションを忘れないようにこの講義を心に留めておきたい。